寒い!
こんな日は身体を温めるモノが恋しい。
そんなわけで、スッポン。
新宿駅南口から甲州街道を西へ数分。最寄り駅は新宿といえなくもない南新宿エリアだが、地番は渋谷区代々木である。甲州街道からちょっと入った静かな路地にあるのが田一。スッポンの専門店である。

田一
今日は混んでいたので、奥の方にある離れのテーブル席に通された。ワンルームを改装したような個室は通常なら席料がかかるのだが、お店の方の事情だったので席料はナシ。離れのテーブル席の白を基調とした無機質なデザインは和食であること忘れそう。
まずは唐揚げ。1発目からドーン。
もっちりとしたスッポンの肉。薄めの味であるのに肉の臭みが前に来ないのはさすが。

唐揚げ
モツは塩の入ったごま油で。さっと湯がいたモツはコリコリとした食感。「効きそう!」と思ったが、そんなよこしまな気持ちで味わってはいけない。薬じゃないんだからうまけりゃいいのである。
卵はプチプチ。魚卵でこの大きさのモノはないので例えようもないが、食感は魚卵に近い。ねっとりと舌に絡みつく黄味は濃厚。色は鶏卵だが、クリーミーさが断然ウエ。

モツと卵
お次はエンペラをキャベツで巻いたモノにフカヒレを合わせたスープ。エンペラとはスッポンの甲羅を覆っているゼラチン質のはじっこ。女子ならば「きゃーコラーゲン」といきり立つのであろうが、スッポンのダシがしっかりフカヒレに染みていて、どこまでも穏やかで丸いお味。

フカヒレとエンペラ
スッポンスープで一気に佳境。テーブルで鍋に具材を投入するのではなく、できあがってグツグツいっている状態の鍋が登場。雑炊は別に出てくるので、このスープはケチケチせずに全部いただく。葱とショウガで身体がポカポカ。

スッポンスープ
雑炊は玄米だった。米粒のほどよくしゃっきりとした歯ごたえが満足感を呼ぶ。

スッポンの玄米雑炊
シメはアイス最中。真冬であるがすっかり温まった身体にはアイスが心地よい。なんという
贅沢。

アイス最中
うーん、旨かった。すっかり酒も回って、新宿へよちよちと歩き出す。
ピュー!
おう、北風が冷たい。でも、すっかり温まったから全然平気である。
JUGEMテーマ:
グルメ