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東海道五十三次/25日坂宿
向かい風にやられ、道に迷い、すっかり予定が狂った。せめてもの救いは大井川を楽々越えたことだけだ。
金谷宿であんパンをかじったあとは夕暮れの小夜の中山峠に突入。
夜に通る小夜の中山峠。何でまたこんなタイミングになってしまったのだろう。小夜の中山峠には遠州七不思議の1つ、夜泣き石というオカルトスポットがある。
しかし、オカルトの前に実存の苦難。小夜の中山峠は箱根・鈴鹿に並ぶ、東海道の三大難所だ。山の高さはさほどでもないが、急峻であること、そして何より、人影の少ないことにおいて、箱根をしのぐ難所だ。何かあっても助けを呼べない…、道の先にはオカルトスポット…。こういうときの旅は余計に疲れる。休みたいのに休みたくない。無駄な体力消費。異様な精神状態。

カッパメンをこぐには坂がきつすぎるので、押して上がることになる。金谷駅からつづら折りの坂を歩いていく。徒歩。つまり江戸時代の旅人と同じペースで進む。
汗をしたたらせながらどれほど歩いたろうか。4キロ?5キロ?これは地図を持たぬ旅なので錯覚だった。あとで確認したらわずか1キロほどの坂であった。それほどに夕暮れのひとり歩きは遠く感じる。小高い丘の上。連れ込みホテルのあかりを見つけたときの安堵感は、なかなかのものであった。日は完全に暮れてしまった。

小高い丘の先は下り坂。数回のアップダウンを繰り返し、ついに夜泣き石に到着。
夜泣き石は小夜の中山峠頂上付近にある。付近で強盗に遭い惨殺された妊婦の霊が石に乗り移って夜ごとすすり泣くのだという。
昼間なら良いが、夜に実物の夜泣き石を見る気にはならない。そそくさと先を急いだ。

25夜泣石
夜泣き石

日坂バイパスのあかりが遠くに見える。頻繁に往来するトラック。このあたりの旧東海道は国道1号の称号をバイパスに譲っている。だからこそ、旧東海道は道幅も細いままで、ますますうら寂しい道になっていた。
下りを滑るように走って、日坂宿へ。あぁ、ようやく恐怖から逃れたと思ったら、猿出没注意の看板。おいおい。昔、日光中禅寺湖をバイクで走行中猿に囲まれておっかない思いをしたことがある。今日はあちこちにびびることが多い。

25サル出没注意
熊ならわかるが猿とは微妙だ

日坂宿にある事任(ことのまま)八幡宮。ことのままという名から願いが叶う八幡宮として東海道中膝栗毛にも紹介されているとか。
「無事に峠を越えられますように…」と念じつつパチリ。
後日、写真を友人に見せたら、「オーブ!」と叫んだ。ボクにはわからないが、何か霊的なものが写っているらしい。ウソだ、勘違いだと言ってほしい。

25事任八幡宮
事任八幡宮

ともあれ、どうにか掛川に到着。3日目も終了。

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| タビ | 05:00 | comments(0) | trackbacks(2) |
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